ピントの合焦範囲は65cm〜無限遠まで。
被写界深度目盛りと距離目盛りが刻まれている。
距離目盛りはなぜかfeet表示。
ダイヤルの中心部分はフィルム感度のメモ。
ピントダイヤルは左にあり、巻き上げクランクは右側にあり、
操作が左右に振り分けられているので使いやすい。
ピントダイヤルの操作感は、手持ちの3台ともとてもよく、軽すぎず、
重すぎず、スムーズ。製造当初に使用されたグリスの質が良かったのか。
PrimoJRは、表皮(というのか?)が
経年劣化により硬化していて(…最初からなのか?)、ボロボロ
になっていたり、少し力を加えると小片になって割れる。
ピントダイヤルのグリス交換をしようとするとオリジナルの表皮を
壊すことになるのでグリス交換は容易では無いと思う。
ピントダイヤルには、手持ちでは2種類あり、それぞれ微妙に違っている。
座金部分の「MADE IN JAPAN」の有無、座金の色(ブラウンとブラック)
フィルム感度メモの表示と、数値。この座金の色はシャッター銘板と
共通していて、パッと見たときの印象が違う。微妙にあちこちが
ブラウンなだけで随分とお洒落に感じる。意図されたものなのか?
●レンズ ●絞り ●シャッター ●ピント調節 ●ファインダー
●ボディ ●アクセサリ ●フィルム ●現像 ●フィルムスキャン