内バヨネット : Rollei BAY1 type

PrimoJrにはアクセサリーシューがない。ヤシカ44
などにはある。何故かな?と思っていたが、取り扱い
説明書を見て分かった。ちゃんと説明がある。


「プリモーJRには普通のカメラに附着しているアクセサリー
クリップが附いていません。之は本機が小型であるため、なる
べく附着物を少なくしてデザインをスマートにするためです。」

そう。確かにデザインはすっきりとしていて格好良いと
感じる。ちゃんと意識して作られていた!!
このため、PrimoJrには純正の付属品として、別体の
アクセサリークリップがある。BAY1タイプになっていて、
内バヨネットに装着し、アクセサリー類を装着できるよ
うになる。とても確りとした割合厚手の金属で出来ている。
「Primo」と刻印されている。




Rollei BAY1 type が採用されているために、Rollei純正フィルター
がはまる。それ以外にも、旧国産の多くのフィルターが取り付けられる。
また、ケンコーでは別注品で今でも手頃な値で受注生産してもらえる。

写真は、後左からミノルタ製、ワルツ製、ヤシカ製、前はローライ製




アメリカのサイトではB1→46mm、B1→49mm変換アダプタを売っている。
46mmや、49mmのフィルターは現行で豊富にあるので、このアダプターを
使用することであらゆるフィルターを使えるようになる。
また、プリモJrの為だけに高くて古いフィルターを買い集めなくてもよい。




46mmタイプも49mmタイプも両方とも問題なく使える。特に46mmの
はダルマ部分の大きさよりちょっと小さい位でぴったり。便利
なことは間違いないと思うが、外観は好みが分かれるかも…。




更に BAY1 のお陰でローライナーが使える。元々最短撮影距離65cmと、
二眼レフとしては凄い近接が撮影が可能なカメラだが、ローライナー
を使うことで更に近接撮影が可能に。




この画像 はローライナー2を取り付けた最短撮影の結果だが
ボケが大きくなり、被写界深度が凄く浅くなる。
実際の鉢の大きさは3cm程の極小スゲの穂を撮影している。


外バヨネット : Baby Rollei type

PrimoJrには、純正の別売りの角型フードがある。黒塗りで
「Primo」と書かれている。革ケースが付属して、当時550円。
このフードは別売りだったためか入手できないでいる。

→その後、ヶ太郎さんのお陰で入手!!有難うございます。


そのうち入手できるだろうと最初は、一般的な被せ式の丸型フード
を使用していた。ただ、最短が短い事もあってか、うまくケラレず、
遮光するように調整することができなかった。
ケラレてしまった結果は画像
ある(見てもしょうがないが…丸型フードは難しい)。


そこで、純正と同様な角型フードがあるベビーローライのも
のを探した。この外バヨネットもベビーローライとの互換のお
陰で、手入困難な純正品に換えて、ベビーローライのフードが使える。
でも、ベビーローライの黒いフードもこれまた少なく高い…。
しょうがなくグレーのものを購入して使用。




裏を見ると特殊な切り欠きがある。なんの為かというと…




このようにビューレンズの外バヨネットとの干渉を避ける為。
このベビーローライのフードや純正のフードでは、フード装着時
にもBAY1フィルターが使用できる。 因みに、先の46mm、49mm
変換アダプターを使用するときは46mm、49mmの市販のフードを使う。





●レンズ  ●絞り  ●シャッター  ●ピント調節  ●ファインダー

●ボディ  ●アクセサリ  ●フィルム  ●現像  ●フィルムスキャン


●PRIMO-JRのTOP



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